こんにちは、やまさんです。
1. 認知を広げる
認知とは、モノの見方・考え方のことです。
不安は、いわば自己暗示です。
認知が固定されていたり狭かったりすると、自己暗示の中にとらわれた状態になります。
イメージとして、漫画やアニメを想像してください。
妖術使いが、あなたを暗いモヤモヤした世界に閉じ込め、怪しい魔術であなたに苦しい幻覚を見せています。
中にいるあなたは、それが幻覚だとは気づかず、苦しみを真実のように体感しています。
勇者や仲間があなたの名を呼び、幻覚的世界の外に出てくるように促します。
すると、あなたは幻覚から目覚め、妖術使いをやっつけることができました。
自己暗示の中に囚われている時は、囚われていることにさえ自分では気づきにくいものです。
外部からの「呼び声」によって、今の思考が「幻覚的世界」であることに気づくのです。
どうして不安か?
具体的にどの部分が?
事態に対処する力・方法はあるか?
本当に怯える必要はあるか?
…などの質問で、あなたを呼びます。
あなたは、回答するために考えます。
今いる世界に疑問を投げかけ、客観的に見ようとします。
このようにして、今みている苦痛は自己暗示による幻覚だと気づくのです。
これが、「認知を広げる」=今いる世界の外を知ることです。
カウンセリング以外にも、本・テレビ、家族・友人との会話が「呼び声」になる場合もあります。