

体調は「心のサイン」
みなさんは、こんなご経験あるでしょうか?
「気分が落ち込んで食欲がない…」
そういう時はたいてい、姿勢が前かがみになります。
意気揚々と歩きながら落ち込む人は、珍しいと思います。
なぜでしょう??
その理由は、心と体が連動しているからです。
【心身相関(しんしんそうかん)】と呼びます。

身近な例をいくつかご紹介します。
肩こり
場合によっては頭痛もします。私も経験があるので、辛さはよくわかります。朝起きても一日のスタートがどんより重い…。起き上がるのがしんどくて仕方ありません。
原因の一つは《心の状態》にあります。心が緊張する時は、筋肉も緊張します。身体の緊張状態が続くと筋肉は凝り、さらに血流の停滞により頭痛が生じます。逆に言えば、凝りや頭痛に悩まされている方は、心が慢性的に緊張しているということです。心をほぐしてあげると、身体も楽になるでしょう。
胃が重い
嫌なことに直面すると感じますよね。
原因の一つは《内臓の働き》です。ストレスを感じると、内臓の働きが弱まります。内臓は筋肉なので、機能が低下すると筋力が弱まり、体内の正常な位置に留まることが難しくなります。そして、下垂=「重い」と感じることになります。
食事は「サイン」
ストレスを感じる時、食事で心のバランスを調整する場合があります。
例えば、コンフォートフード(高カロリー・高炭水化物・低栄養価)を食べたい時は、ネガティブ感情を抱えているサインです。ジャンクフードを食べたい時は、自分を大事にしていないサインと言われています。やけ食い・空腹じゃないのに食べる時は、心に本来与えられるべき満足感を得ていないサインです。食事の内容や仕方は、心の状態を的確に反映しているのです。


心と身体は繋がっているので、心の不調のサインは体調や食事に現れます。
体調でお悩みの方は、心の見直しもオススメです。



自己受容とは
【自己受容 じこじゅよう】
生まれつき持つ「自分を受け容れる力」のこと
自分自身をみる時の3つの視点
①理想の自分
②現実の自分
③他人目線の自分
①理想の自分と②現実の自分が一致しているほど、自己受容が高い
=ありのまま受け容れている状態
多くの悩みの原因は「自己受容の低さ」

自己受容の「高さ/低さ」は、人格・特性・気質・器質や、生育環境・生活環境などの影響により個人差があります。
「タイプ」の違いと思ってください。低いからといって、自分を卑下する必要はないです。低いと思う方は、より多くの悩みを抱えながら一生懸命に生きてきたのです。その強さと努力は、ぜひ認めてほめてあげましょう。まぎれもない《能力》です。
自己受容は、高めることができます
私自身も、カウンセリングで高めることができました。(→けあトークが選ばれる理由)


なぜ、人は悩むのでしょう?
心理学の起源は、古代ギリシャまで遡ります。当時は、まだ一つの学問として確立しておらず、《心》は神学や哲学と一緒に考えられていました。人々は、こんなにも古い時代から《心》に関心があったのです。
その理由の一つは、私たちが「他人と関わり合いながら生きる生物」だからと言えるでしょう。
1900年頃に活躍したA.アドラーという心理学者(精神科医)は、「人間の悩みはすべて対人関係にある」と考えました。

本来の私たちは社会的動物です。社会の中で他者と共に生きるようにデザインされています。私たちには、他人と関わり、話をすることが必要です。
ですが、現代では、核家族化・IT化により、対人関係をつくる・学ぶ・コミュニケーションをとる機会が減っています。
このような社会においては、生きづらさを感じることは自然な流れなのかもしれないですね。
大丈夫です、安心してください
あなたは、いま悩みを抱えてこのホームページにたどり着いたことと思います。
あなたの身の回りに起きている事、あなた自身の「しんどい」という気持ち、不安やモヤモヤ…などを、
解消する術(すべ)はあります。



人間は昔から、心の健康のために研究して『闘って』きました。現在の心理学は、闘いでの勝利の蓄積です。
このホームページを読んでいるということは、あなたには、悩みに向き合おうとする勇気があります。その勇気を持っていれば、きっと、前に進めます。大丈夫です。
そして、あなたは独りではないのです。もしあなたが望めば、自力で前進できるまで私が隣に寄り添っています。
大事なので繰り返しましょうね、「大丈夫です、あなたは独りじゃないですよ」