解消法あります。
どうか、ご安心くださいね。
理由と解決法を、私自身のことに絡めてお話します。
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心理カウンセラーとして開業をして、間もない時期のことです。
「ホームページはこんな感じにしたい」
「けあトークをこんな場所にしたい」
「こんなクライアントさんに見つけてほしい」
「こんな風に接したい」
などの想いを抱きながら、HPを作りました。
しかし、公表したものの、誰の目にも止まらず、お問い合わせゼロが続きました。
「もしかしたら、HPの内容が悪いのかもしれない…」
「私の言葉を変えたら…」
など、「他人に気に入られるように」HPを作り変えていきました。
さらに、「気に入られるように」がどんどんエスカレートしていき
「信頼されるカウンセラーとして、こうにあるべき」
「愛を伝えるためには、外見から雰囲気を醸し出さなければいけない」
「ビジネス感をまとわなければいけない(営業の方にお会いする時)」
など、考え方に縛りが増えていきました。
そのうちに、
「こんな私がカウンセラーをしていいのだろうか…」という不安も大きくなり
気がついたら、うつのように落ち込んだり、お酒をまた頻繁に飲むようになりました。
すると、カウンセラーとしての劣等感がさらに大きくなっていき、
「このまま、問い合わせ来ないでくれ…」と思ったこともありました。
(幸いにも、この時期は相談のご予約はゼロでした)
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⦅カウンセラーになる前まで、時を戻します⦆
私は、カウンセラーになる前は自己受容がとても低かったです。
(無意識的に)いつも不安で、自分の存在に対する自信もなくて、他人の意思に左右されて
・気持ちが宙にふわふわしている状態
・足が地面から離れている感覚
・自分が自分ではない感覚 など、とにかく不安定な感覚でいました。
その感覚は、自分の存在をあるがまま受け容れ(自己受容を高め)た時に消え去り、
・自分の足で、しっかり地面を踏みしめている感覚
・どしっとした安心感&安定感
・無条件に感じる自信・自分への信頼感 へと変わりました。
この時に、自分の存在に自信を持ちました(自己受容が高まった状態)。
ところが、今回も同じ「ふわふわした感覚」を覚えていたのです。
でも、いまは存在に対する自信はあるし、自分のことを信頼してるし、
「なぜだろう…」
自己受容を高めたはずなのに、なぜまた苦しいのか…わからないでいました。
「このままではツラい・変えたい」と感じ、ある時、自分自身と向き合いました。
そして、原因を見つけました。
なんと、答えはずっと、私の目の前にあったのです。
やはりそうです。
その答えとは、私自身がHPでも詳しく説明している「自己受容の低さ」でした。
ん?やまさん、自己受容を高めたんじゃないの??
その通りです。高めたことは事実です。
なにが起きていたのか、ご説明します↓↓
私は以前、「やまなかたかえ」という、根源的な自己像(要素)における自己受容を高めました。
よって、私自身の存在に対する確信はあったのです。
今回、なんと私は「カウンセラー」という役割の自己像(要素)において、自己受容の低さにまた苦しんでいたのでした。
つまり、カウンセラーとしての確信が揺らいでいたわけです。
今回は、ビジネスとして成り立たせたい(集客)ために、世間に好かれる【理想のカウンセラー像】を創ったことにより、それとは違う【現実の自分】と比べる結果となっていたのです。
カウンセラーという自己像の中に、無意識のうちに「理想の自分」と「現実の自分」を創っていました。
二つの像の間にギャップ(段差)が生じるとき、それをカバー(バレないように)するために、緊張・不安も生じます。
これが、「自己受容が低い状態」であり、さまざまな障害を生みます(飲酒・過食・依存・神経質・その他)
もちろん、ネガティブ思考に陥って抑うつ状態にもなります。
緊張・不安・うつなどの不快感を解消するために、私の場合はお酒も飲みました。
再び自分自身と向き合ってからは、素の「やまなかたかえカウンセラー」として心を構えるようになりました。
「万人に受け入れられるカウンセラーを目指す」のではなく、
「やまなかたかえカウンセラーを受け入れていただけるクライアントさんに出逢おう」
そうに気持ちを変えてからは、心が楽になったので、心理カウンセラーとしての能力を存分に発揮できるようになりました。
今は、この安心感にとても満足しています。
ここまでお読みいただき、
察しの良い方は「自己受容との葛藤は永遠に続くのか!?」と思うかもしれませんが、
ご安心ください。
「個人(あなた)」という、根源的な自己像(要素)さえ整えれば、たいていの課題はほぼすべて解決します。
私もそうです。
あとは、結婚・出産・昇進…などで新しい「役割」を担う時に「理想像」を創るタイミングは訪れるでしょう。
実は、理想像を抱くことも、苦しい結末ばかりではありません。
向上するための目標として、健全に機能できる場合もあります。
苦しいな…と感じる場合だけ、現実像を受け容れる心構えに変えると良いですね。
すべての人に、いつも心の安らぎを…☆