こんにちは、やまたんです。
結論から言いますね…
性格は、変えられます。
性格とは?
統一された定義は定まっていませんが、
ここでは、以下のように説明させていただきます。
性格は、
①遺伝・気質の部分(先天的)と、
②環境により形成される部分(後天的)があります。
①遺伝・気質の部分(先天的)とは、
例えば「社交的」「粘着的」「うつの傾向が強い」などがあり、生まれ持った性質のことです。
②環境により形成される部分(後天的)とは、
外界の出来事をどのように捉え、どのように反応するか…といった、認知や行動に影響を与える部分のことです。
性格は変えられる?
変えることができるのは、②環境により形成される後天的な部分です。
物事に対する認知は、もちろん、気質に基づいています。
ですが、得た情報を脳がどう処理するかは、コントロールすることができるのです。
先天的/後天的の見分け方
ご家族と同じ傾向があるからといって、遺伝・気質とは限りません。
生まれた瞬間から親の影響を受けて育ち、親と同じ環境で暮らしていれば、自然に親と同じように考えるようになります。
先天的/後天的を見分けるためには、カウンセリングを受けて実際に変えることができる所/できない所を見出していくことをおすすめします。
ネットで調べれば自己啓発的な情報は見つかりますので、セルフでいろいろ試して取捨選択する方法もあるかもしれません。
それでも変えられない所/すでに固まっている認知については、第三者との対話が必要になります。
「性格だから、変えられない…」
という言葉をよく耳にします。
変えることを強制はしません。ご本人の意思を尊重します。
変えるためには、ご自身やご家族、過去や環境などと向き合う必要があります。
いま苦しいのは、これまで向き合うことを避けてきたためです。
向き合う方法を知らなかったかもしれません。
向き合うことは、労力も時間もかかります。
一言で言えば、面倒くさいです。
もし向き合えば、いま以上に苦しい事実を知ることになるかもしれません。
いわゆる「パンドラの箱」です。
現状が変わることが、大きな不安に感じる場合もあります。
「性格だから変えられない」は、本人なりの解決策である場合があります。
今その決断をしたということは、本人を取り巻く世界において、現状はそれがベストな判断ということでしょう。
私としては、向き合うことを強制はしません。
ただ、もし「変えたいけど…」という意思がある場合には、
「性格は変えられます」と、お知らせしておきます。