前回まで、「寝つけないのは筋肉が緊張しているため」というお話をしました。
寝つきを良くするには、副交感神経という《リラックスするスイッチ》を入れる必要があります。
心身をリラックスさせる方法は、良く知られているものがいろいろあります。
たとえば、「マッサージ・ヨガ・ジム・入浴・アロマ・サウナ、etc.…」などです。
自分に合った方法を見つけられた方は、とても《幸運な方》ですね。ぜひ、続けられることをおススメします。
一方で、ライフスタイルや性格的に、こういった方法が《合わない方》もいらっしゃいます。
「マッサージに行っても、マッサージ師さんに気を遣っちゃって全然ほぐれない…」
「周りが気になる…」
「予約とって行く時間がない…」
「外に行くのがめんどくさい…」
「子供がいるからゆっくり入浴できない…」
「通うお金がない…」
ご安心ください。これから、「自宅で」「一人で」「何時でも」「無料で」できるリラックス法をご紹介します。
マッサージやヨガなど、「何をしているのか?」って、
要は、筋肉をゆるめているのです。
(筋肉をゆるめると、心の緊張もほぐれるので、断酒やダイエットにも効果的です。)
「自宅で」「一人で」「何時でも」「無料で」できるリラックス法とは、
「ササミ呼吸法」です!
(おかしな名前ですよね?私が名付けました。ぜひ笑ってください。笑)
まずは…
①【基盤となる呼吸のしかた】
「吸うよりも、はくのを長く」
呼吸のルールは、これだけです。シンプルですね。
息を吸うときは、交感神経が働き、筋肉は緊張します。
はくときは、副交感神経が働き、筋肉はゆるみます。
(肩に手を触れて呼吸をしてみると、吸う時に、筋肉が微妙に「こわばる」感覚がわかります。感覚に個人差はありますが、興味のある方はひ試してみてください。)
発表会やプレゼンなど緊張する場面で、「ゲップ」が多い経験、あるでしょうか?
緊張し、無意識に「息を吸う」方が長くなっているためです。
ゆ~っくり、しずか~に、長~く 息をはいてください。
あがり症にも効果的です。
それでは、呼吸を踏まえて、次回は《次のステップ》…
②【(寝るだけで)筋肉をほぐす】
を、ご紹介します。